虫歯と言われると分かっているようで、一言で正確には説明することは難しい。なぜかと言うと、3つの段階に分かれているからです。
まず一つ目として狭い意味での虫歯。分かりやすく言うと歯の表面に穴が空く状態なのですが、歯が虫歯菌の作る酸に溶かされている事をいいます。
歯の主成分であるアルカリ金属のカルシュウムが酸で酸化カルシュウムに変化する。簡単に言うと金属が錆びてボロボロになる状態です。
2つ目の段階として少し進んだ虫歯。エナメル質を貫通して、象牙質まで達してしまった状態です。中程度の進行した虫歯と言えます。象牙質まで達すると、歯髄内の象牙芽細胞の一部が露出してきます。ここから歯髄内液が流失していきます。
3つ目の段階として進行した虫歯。歯髄の露出部分からの細菌の侵入が始まります。
体内に細菌が入り混んでいる状態で、強い拍動性の痛みを出します。
Copyright よしもと歯科医院 All Rights Reserved.